〜自分史上最高の大人ショートをあなたに〜

美容師がコンテストに出る意味。大事なのは結果か情熱か

平松 賢則
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この記事を書いている人 - WRITER -
平松 賢則
1983年 静岡県浜松市に生まれる。幼稚園から高校まではサッカーに打ち込み、高校卒業と共に美容師を志し単身上京。某大型店にて18年勤務。トップスタイリスト・店長・統括マネージャーを経て2020/4/10樟葉にて「大人の為の隠れ家サロンLito.」をオープン。美意識の高い30代〜50代の女性から絶大な支持を得る。

こんにちは。ショート ヘア専門家(美容師)の平松です。約半年に渡り行われてきたロレアルカラートロフィーコンテスト

が終わりました。

今まで15年以上コンテストにチャレンジしてきましたが、こんなにも感動的でこんなにも素敵な経験はもう2度とないかもしれない。本当に心からそう思えるぐらい情熱を燃やしたし、それぐらい最高のチームだった。

勝負の世界なので必ず順位がつくし結果が問われるもの。

でもそれ以上に大切なものに気付かされた。。。そんなコンテストでした。

Yoshinori

自分がこのステージに立ったのは2度目。

前回は4年前。

その時の記事がこちら。

この時は自分がメインで出場していましたが、今回は小杉のサポートとしてチームを組みました。

今回なぜ自分がメインではなくサポートに回ったのか?

それは純粋にJAPANファイナルに行ってあのステージに立った人しか見ることができない景色を小杉にも見せてあげたい。(これは去年達成出来た)

今年はさらにその上の日本一を本気で取りに行く!!

そんな想いからでした。

小杉はまだ入社して3年目。

めちゃくちゃ才能があるし、やる気もある。

何よりも努力家なんですよ。

そして「情熱」を持ってる。

暑苦しいくらいの情熱があって、人の心を動かす力がある。

そんな子です。

あとねバカがつくくらい真面目で真っ直ぐなんですよねw

自分の若い時と重なって見えたのかも知れませんw

そんなこんなで小杉とチームを組む事になったんですが、思った以上に大変でした。

自分的にはこういうデザインの方が。。。とか、こうした方が良いんじゃ。。。とか色々思う事はあったんですが、彼女のやりたい事やイメージを優先してデザインを作っていかなければなりませんでした。

でも今回はサポートに回ると決めていたので、何度も何度もぶつかり、話し合い、少しずつ少しずつデザインを作っていきました。

で、やっと出来たスタイルがこちら。(二次予選の西日本大会)

なんとか無事通過し、JAPANファイナルに進んだものの、このままでは勝てない。。。。

何かを変えなければ日本一には程遠い。。。

そう思っていました。

そこからデザインと向き合う毎日が始まった。

あーでもない、こーでもないと言いながらウィッグと向き合う日々。

だんだん蓄積していく疲労と、「これだ!!」って言えるデザインが出来ないもどかしさ。。。。

疲労と焦りが完全にピークに達していました。

その時にめちゃめちゃ助けられたのは高渕マネージャーの存在でした。

自分と小杉、えいちゃん(モデルさん)の間に入って空気を和ませてくれたり、小杉をずっと励ましてくれていたり。

本当に大きな器でこのチームを包み込んでくれました。

そして、いよいよ迎えたJAPANファイナル。

今まで感じた事がない高揚感。

その理由は今回のトータルのクオリティーの高さにありました。

スタイル&ルックス共に最高のモデル。それだけではなく、内側から溢れ出るオーラが半端無いエイちゃん。

美容業界で今最も旬で、依頼が殺到しているデザイナーのhanaさんに仕立てて頂いた最高の衣装。

 

「今回こそは絶対にいける」

その想いは本番が始まっても変わらなかった。

周りのどのモデルよりも自分達がイケてる。

そう思っていた。

 

そして結果発表の瞬間。

一番最後まで呼ばれたくない。

「チャンピオンアワードまで呼ばれませんように。。。」

ブロンズアワード。

シルバーアワード。。。

まだ呼ばれない。

そして最後のチャンピオンアワード発表。

今まで感じたことの無い緊張感。

心臓がバクバクいっているのがわかった。

チャンピオンアワードは・・・・

「13番」

まさか。。。そうそのまさかだ。

呼ばれなかった。。。。

天を仰いだ。

今回も呼ばれなかった。現実を突き付けられた瞬間だった

しばらく放心状態だった。

ふと横を見ると、エイちゃんが泣いていた。

「絶対いけると思った。悔しい。」

そう言ってくれて、自分達のためにモデルが涙を流していた。

初めての経験だった。

「一緒に戦ってくれていたんだ。。。」

そう思った瞬間涙が込み上げてきた。

そんな風に思ってくれていたエイちゃんに対して、自分の力不足。不甲斐なさ。慢心。

もっと出来たんじゃ無いか?

甘さがあったんじゃないか。

考えればきりがなかった。

ただ一つ言えることは

「完全に自分の力不足」

ここに尽きると思う。

もう一度ゼロからスタートしよう。

今回また結果を残せなかったけど、この経験を通して学んだ事や感じたことは計り知れない。

初めは自分が小杉に対してgiveできるものがあるなら、力になってあげたい。

そんな想いからのスタートだった。

でも終わってみて感じたことは、こんなにも一生懸命デザインと向き合えたのはいつぶりだろう?ってぐらい情熱を燃やすことが出来た。

4年前に感じたあの感情を遥かに上回るビリビリした緊張感と高揚感。

エイちゃんも含めて本当の意味でチームが1つになり頂点を目指す事の素晴らしさ。

そして何より一人では見ることが出来ない景色を自分が見せてもらっていたんだということに気付いた。

結果はもちろん大事だけど、それよりも大事な事ってあるんだな。。。。って。

こんな素敵な経験をさせてくれたこの最高のチームには感謝しかない。

本当にありがとう

こんなにも素晴らしい経験をさせてもらえたお陰でまた前に進めそうです。

 

 

 

 

 

 

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平松 賢則

平松 賢則

代表Lito.
1983年 静岡県浜松市に生まれる。幼稚園から高校まではサッカーに打ち込み、高校卒業と共に美容師を志し単身上京。某大型店にて18年勤務。トップスタイリスト・店長・統括マネージャーを経て2020/4/10樟葉にて「大人の為の隠れ家サロンLito.」をオープン。美意識の高い30代〜50代の女性から絶大な支持を得る。
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平松 賢則
1983年 静岡県浜松市に生まれる。幼稚園から高校まではサッカーに打ち込み、高校卒業と共に美容師を志し単身上京。某大型店にて18年勤務。トップスタイリスト・店長・統括マネージャーを経て2020/4/10樟葉にて「大人の為の隠れ家サロンLito.」をオープン。美意識の高い30代〜50代の女性から絶大な支持を得る。